高還元率過ぎて総務省に目をつけられた？ふるさと納税で人気の12自治体まとめ

総務省はふるさと納税の返礼品還元率を寄付金額の30%までに抑えるよう通達をしています。

しかし、法的な拘束力がないことで、ふるさと納税で少しでも多く寄付金を集めようと自治体ごとに返礼品競争が起きています。

当然、還元率が高い方が申し込まれるので、

「人気の自治体 = 高還元率」

という図式が成り立ちやすいです。

そこで、今回はお得にふるさと納税するために、

「寄付金額の3割を超えていることで、総務省に目をつけられている自治体」

を紹介しようと思います。

総務省が公表している、「【総務省】ふるさと納税に関する現況調査結果」という資料の10Pで紹介されている自治体です。

 

高還元率過ぎて総務省に目をつけられた12自治体早見表

自治体	H29年受入額	人気の返礼品
茨城県境町	21.6億円	Dyson、iRobot、お米、肉など
岐阜県関市	14.1億円	関孫六、うなぎ、STAUB（ストウブ）など
静岡県小山町	27.4億円	Amazonギフト券、JCBギフトカードなど
滋賀県近江八幡市	17.7億円	近江牛、しきゆたか、鮒寿司など
大阪府泉佐野市	135.3億円	肉、米、日用品、飲料など食料品全般
福岡県宗像市	15.6億円	明太子、お米、ヤリイカ、ハンバーグ
福岡県上毛町	12.1億円	豊後牛、豚肉、牛肉、うなぎなど
佐賀県唐津市	43.9億円	佐賀牛（ハンバーグ、ステーキ）など
佐賀県嬉野市	26.7億円	佐賀牛（すき焼き、ステーキ、切り落とし）など
あ佐賀県基山町	10.9億円	ビール、お茶、佐賀牛
佐賀県みやき町	72.2億円	BALMUDA、ダイソン、三菱、佐賀牛、さがびより
大分県佐伯市	13.5億円	豊後牛、干物、本マグロ

 

茨城県境町（21.6億円)

茨城県境町はHISのギフトカードや三菱UFJニコスギフトカードのふるさと納税が人気だった自治体です。

還元率が40％や50％だったことで、一気に寄付を集めたんだと思います。

現在はHISのギフトカード、三菱UFJニコスギフトカードともに受付中止になっています。

現在は、「ふるなび」「ふるさとプレミアム」「ふるさとチョイス」の3つのポータルサイトに返礼品の登録があります。

現在は、Dysonの家電やiRobotなどをはじめ、お肉やお米などの返礼品もあります。

→　ふるなびで境町の返礼品を見る

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岐阜県関市（14.1億円)

岐阜県関市は関孫六やうなぎなど、幅広い返礼品を扱っています。

現在は、全部で5つのポータルサイトに返礼品の登録があります。

→　さとふるで関市の返礼品を見る

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静岡県小山町（27.4億円)

静岡県小山町は、Amazonギフト券や、JCBギフトカード（金券）など還元率が高いので注目です。

Amazonギフト券もJCBギフトカードも、現在も50％の還元率ですが間違いなく近い内に取り下げられるので、無くなる前に申し込んだ方がいいかもしれません。

→　ふるなびで小山町の返礼品を見る

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滋賀県近江八幡市（17.7億円)

滋賀県近江八幡市といえば、近江牛ですよね。

近江牛やお米の「しきゆたか」、鮒寿司といった返礼品が人気です。

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大阪府泉佐野市（135.3億円)

ふるさと納税でTOP3に入るくらい有名な自治体です。

H29年のふるさと納税受け入れ額は135億円と、他自治体と比べても圧倒的な多さです。

肉、米、日用品に飲料など、とにかく幅広いジャンルの返礼品を扱っています。

楽天ふるさと納税が特に人気でしたが、2020年からコーラやビールなど人気の返礼品を引き下げる発表をしているので、今がチャンスです。

→　さとふるで泉佐野市の返礼品を見る

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福岡県宗像市（15.6億円)

福岡らしく、地鶏や野菜などが多いです。

他には明太子の返礼品など福岡の特産品が人気の自治体です。

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福岡県上毛町（12.1億円)

九州産の豚肉や鶏肉が返礼品の中心になっています。

他にもうなぎやケーキなど食料品が多い自治体です。

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佐賀県唐津市（43.9億円)

佐賀といえば佐賀牛ですよね。

佐賀県唐津市の返礼品も佐賀牛を使ったハンバーグや牛肉、牛すじなどお得な返礼品が多いです。

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佐賀県嬉野市（26.7億円)

嬉野市にも佐賀牛の返礼品はあります。

また、有名な嬉野温泉の宿泊券などがあるので、温泉巡りの際に便利です。

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佐賀県基山町（10.9億円)

佐賀県基山町も佐賀牛をはじめ、プレミアムモルツやスーパードライなどのビールのケースなど食料品が多いです。

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佐賀県みやき町（72.2億円)

佐賀県みやき町はBALMUDA、ダイソン、三菱といった有名メーカーの家電がもらえます。

さらに、佐賀牛やお米の「さがびより」など、佐賀の特産品も多数登録。

H29年の受け入れ額が72億円ということからもわかるように、国的にもお得な自治体の上位に入るのでおすすめです。

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大分県佐伯市（13.5億円)

大分県佐伯市はお肉や海産物を中心に食料品が多い自治体です。

ひものなど珍しい返礼品もるのでチェックしてみてはどうでしょうか。

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まとめ

今回紹介している自治体は、全部の返礼品ではないですが還元率が30％を超えた返礼品を提供していると総務省が発表している自治体です。

（正確には総務省が指導をしているが改めていない自治体です）

来年のふるさと納税では、還元率3割を超えている自治体は税金控除の対象外になる動きも進んでいますので、今年が狙い目かもしれません。